ﾌﾗﾝｸﾐｭﾗｰ 1100DSR

ご自身の腕時計コレクションをグラスに表現というご依頼です。

スイスの高級機械式時計メーカー『フランクミュラー』。

まず、文字盤の数字自体も洗練されたデザインであるのが第一印象。

そして、このモデルは時針と分針は通常ですが、秒針が上下各１本の計２本あり、文字盤上部の秒針が｢0～30秒｣、下部の秒針が｢31～60秒｣を担当する仕組み。

上部の秒針が30秒に到達するとそこで止まり、瞬時に下部の秒針が31秒から動き出し、60秒になると、その間に0秒位置に戻っていた上部秒針がまた動き、行ったり来たりで常に動いているのはどちらか１本のみという精密でユニークな腕時計です。

そこで、既に｢腕時計として｣完成されつくしたデザインをただグラスに模写するのでなく、秒針の独特な仕組みも含めて、｢私の作品として｣解釈したデザインに表現しました。

イメージした完成形に合わせて選んだグラスの曲面に沿って、S字に流れるように左右斜めに振り分けた秒針がグラスの中を転がるように60秒間を刻むデザインにしました。

また、ワイングラスの台の部分には、同じくS字状にブランド名を表現。

この腕時計の現物で手首を飾り、グラスに流れる時を味わって頂けたなら、最高の60秒の演出になるのではないかと思います。

A.ﾗﾝｹﾞ&ｿﾞｰﾈ 115.031

ご自身の腕時計コレクションをグラスに表現というご依頼です。
ドイツの高級老舗ブランド『A.ﾗﾝｹﾞ&ｿﾞｰﾈ』。

同ブランドに対するイメージだけでなく、実際に様々な資料を調べるほどに感じる、歴史から生まれる重厚さと繊細なメカニズム。

作品写真では見えやすいように線にハッキリと光を当てて撮影してありますが、現物は失敗のきかない極細の線で表現してあります。

そして、素材グラスは、｢ブランドの重厚な歴史｣と、｢このモデルの緻密なメカニズム｣を同時にガラスに投影するにふさわしい物を選びました。

物理的な重量配分として、ずっしりと下部に重心があるグラス。
視覚的な印象として、きらびやかでありながら深みのあるグラス。

重みのある緻密さという、両方の魅力を描写した作品です。

おねだり猫

【作品ｻｲｽﾞ/7.5×7.5×10㎝】

遊んで欲しくてワクワク？

おやつが貰えそうでウキウキ？

描き出したのは猫の表情ですが、見えてくるのは大切にしてくれている飼い主さんの顔かもしれません(^_^)

笑顔の宝石箱

【作品ｻｲｽﾞ/ 13×8×7.5㎝】


ジュエリーボックスに姪っ子さんをというご依頼作品です。

二人姉妹の姪っ子さん。

お顔の特徴や表情の違いに加え、こちらを見つめる角度で内面も描き分け、それぞれにかけがえのない笑顔を表現しました。

無垢な子供の笑顔、はしゃぐ無邪気さ、ジュエリーボックスに収まりきらない笑顔の作品になりました。

動物を大切に

【作品ｻｲｽﾞ 40×30.5×3.5㎝】
●個展展示販売中作品です。


2015年は、『あとり絵Sakai』個展の初遠征の年でもあり、これは記念作品でもあります。
また、非常に微力ながらも動物ボランティアに参加し、動物のモチーフをたくさん扱う私の作品としても、大晦日に皆様とこの作品を共有できればと思います。

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夜は暖房の中に帰れるという前提だから昼間は寒空のなか出歩ける人間。

でも野良猫は、一番恐い深夜の極寒を孤独に過ごしていると思うと･･･

自分の許容範囲の都合でずっと飼うことはできない場合でも、まずは救い出してあげて里親を探してあげたりとか。

人間の自分だって寒いし不安だから、毛とかはあるにしても猫だって寒いと想像すると、たまらなくなって･･･

たしかに自分でたくさん飼ったり、里親会を主催できるような実力のある個人や団体に比べると自分は見劣りするかもしれませんが、でもまずは救い出してあげないことには始まらない。
誰にでもできる｢入口｣が｢保護｣だと思います。

そんな想いを共有したいですし、届けたいので、動物に限らず“私の感性”という共通項で様々なモチーフの作品製作をしていますが、改めて皆さんに作品を広めたいです。